ゴルフ豆知識

ゴルフの道具はどう変化した?ゴルフボール・ゴルフクラブの移り変わり

みなさん、こんにちは!大阪は堺にある、インドアゴルフスタジオ「CACTUS」です☆

暑い日が続いていますね。

学生さんは夏休みですね。長いお休みは新たな趣味を見つけるのにいい機会です。

「CUCTUS」ではジュニアレッスンも行っています!お子様と一緒にゴルフを始めるのもいいですね!

それでは今回も前回に引き続き、ゴルフの歴史をちょこっと覗いてみます!ゴルフ道具の移り変わりについてみていきましょう。

世界最古のゴルフ倶楽部「ジェントルメン・ゴルファーズ・オブ・リース」


まずは世界最古のゴルフ倶楽部を解説しましょう。

ゴルフを楽しむために作られた同好会のようなものがゴルフ倶楽部です。

1744年に「ジェントルメン・ゴルファーズ・オブ・リース」という世界初のゴルフ倶楽部が作られました。

スコットランドの「リース・リンクス」という5ホールのゴルフ場で結成したようです。

最古のゴルフルールを作成した

最古のゴルフルールは「ジェントルメン・ゴルファーズ・オブ・リース」によって作られました。

「ボールは地面からティーアップされなければいけない」「一度ティーオフされたボールは、その後変更してはならない」など、現在のゴルフルールの原型となっている13条からなる決まりで、競技会を開催するために制定されました。

現在、ゴルフの聖地とも呼ばれており、全英オープン、全英女子オープンの開催実績を持つ名門ゴルフ場の「セント・アンドリュース オールドコース」は昔、公共施設であり、市民の憩いの場でした。

そのため、荷馬車が横切っていたり、コース内の地面にシーツなど洗濯物が干されていたようです。

そうすると、ボールが洗濯物の上に転がってくることもありました。

洗濯を干している主婦がシーツの上に土足で上がることを許すはずがありません。

そのためシーツなどの洗濯物の上にボールがあるときは、無罰で近くにドロップしていいルール改正を行うことになったのです。

「動かせない障害物」に対する救済措置はかくして生まれたんですね。

ゴルフクラブの歴史


当時のゴルフクラブは木製のクラブでグリップには動物の皮が巻かれて厚みがあって、ホッケーのスティックに近い形状をしていたようです。

メタルヘッド

1600年後半にオランダの貨物船の残骸から木製のシャフトにメタルヘッドがついたゴルフクラブが見つかりました。

そのためこのようなゴルフクラブは「アイアン」と呼ばれるようになりました。

こちらも現在の形状とは違い、スコップに近いような形をしていたようです。

スコップのような形をしていた理由は、バンカーや泥地からボールを掻き出すために使用されていたためだといわれています。

シャフト

1800年代には、ドライバーの原型である「プレークラブ」、1874年には打面が膨らんだ「バルジャードライバー」が誕生します。

このバルジャードライバーは、ヘッドにシャフトを差し込むタイプで今使われているクラブの原型となりました。

1891年から100年間、柿の木を使ったクラブが主流となりました。

1914年にはスチールシャフトが発明されます。

柔軟な上に頑丈なクラブで、木製に比べると飛距離が伸びましたが、なんと1926年まで禁止されたそうです。

その理由は、ゴルフクラブの工房や職人たちの保護のためであったといわれています。

当時のゴルフクラブは木製なので、折れたり割れるなど修理が必要でした。

それが職人たちの大きな収入源になっていたため、スチール製シャフトは生活を脅かすと考えられたようです。

解禁後はほとんどのゴルファーがスチールシャフトを使うようになりました。

1965年には「カーボンシャフト」が登場します。スチールよりも軽く、しなりやすいのが特徴ですよ。

現在は、スチールとカーボンの両方が使われ、進化を続けています

ドライバーのメタル化

1979年にはドライバーにもメタルヘッドが使われるようになりました。

その後ヘッドが少しずつ大きくなり、現在のドライバーの形になってきます!

しかしヘッドが大きくなると、扱いやすいクラブになってしまうのでヘッドの大きさの上限が定められていますよ。

ゴルフボールの歴史


ゴルフボールは、当初から現在のような形だったわけではないようです。

当初は、羽毛を皮で包んだ手作りの球が使われていました。

手作りのため、球の性能にばらつきがあったと言われています。

その後、ガッティボールと呼ばれるゴルフボールが登場。

樹脂を使っており、低コストで大量生産できるため、一気に広まりました。

しかし性能のばらつきは相変わらずであったそうで、中には初期ボールよりも劣る球もあったのだとか。

ボールにつけた傷

現在のゴルフボールにある凹凸の穴は「ティンプル」と呼ばれています。

ディンプルは、ガッティボールの表面についた傷がきっかけで生まれた、といわれているんです。

当時のゴルファー達は「ボールの表面に傷がつくと飛距離が伸び、弾道も安定する」ということに、気づきました。

その後「どんな凹凸が最適なのか」を探すための試行錯誤が重ねられるようになっていったんですね。

ちなみに現在はボール1つにつき、300~400のティンプルがつけられています。

糸巻きボールとソリッドボール

ガッティボールに続いて登場したのが、「糸巻きボール」です。

天然ゴム製は高額でしたが、合成樹脂製は価格が安く、耐久性も良かったので多くのアマチュアゴルファーに広まりました。

しかし、スピンがかかりすぎること、耐久性の高いボールが誕生したことで姿を消しました。

そして現在主流なのは「ソリッドボール」です。

飛距離、耐久性、安定性を備えており、現在使われているゴルフボールの90%はソリッドボールなんですよ!


今回は、ゴルフの歴史の中からゴルフボール・ゴルフクラブの移り変わりを中心に見ていきました。

道具の1つ1つにも長い歴史がありますね。

ゴルフボールの凸凹「ティンプル」の秘密にも触れましたが、クラブのヘッドの大きさでも扱いやすさの違いがあると知らない方もいたのではないでしょうか?

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