ゴルフ豆知識

パターの打ち方 基本の打ち方をおさらいしましょう!Part1

こんにちは!大阪は堺にある、インドアゴルフスタジオ「CACTUS」です☆

みなさんは「スコアの40%はパター」という言葉を聞いたことがありますか?

これは単純にスコアのうち、40%はパターが占めているということです。

スコアが平均100なら40パット、平均90なら36パット、平均80なら32パット、となります。

ついついパター以外の飛距離を求めるようなショットを重視しがちですが、数字で見るとパターの重要性を感じることができると思います。

パターにはセオリーはありませんが、打ち方の基本をおさらいしようと思います。

パターのもち方


パッティング時の握り方に正解はありません。

ショット時のようにゆるく握ると、ヘッドの重みでインパクト時にぶれやすくなります。

また、強く握るとインパクト時に力が加わりやすくなるなどミスショットに繋がりやすくなります。

自分に合った握り方を見つけられるように、数種類ご紹介します。

クロスハンド

クロスハンドは右手と左手が通常とは逆の位置で握る方法です。

右手の動きを制限することでヘッドの動きが抑えられ、安定した自然な動きでパッティングすることができます。

クロウグリップ

クロウグリップでは左手は通常通りに握り、右手の甲を正面に向けてグリップを握る方法。または右手の甲を正面に向けて親指で握り、他の指はまっすぐ伸ばして添えるだけという方法があります。

この握り方は手の力ではなく、体を使った打ち方になるのでパッティングが安定しやすいというメリットがあります。

ただ特殊な握り方になるので慣れるまで時間がかかります。

逆オーバーラッピング

逆オーバーラッピングとは、オーバーラッピンググリップの状態から指の重ね方を逆にする握り方です。

左手首が固定されるので右手首の動きも制限し、安定したパタースイングにつなげやすいというメリットがあります。

パターヘッドの種類


パターはクラブのヘッドの形状によってもの打ち方やコツが変わります。

そのパターのヘッドの種類には大きく分けての3種類のタイプがあります。

ピンタイプ

ピンタイプのパターは一般的なパターの形でバランスが良く、初心者にも打ちやすいクラブです。

上の図のようにストローク中の軌道は円運動が強くなります。

ボールをまっすぐ転がすのが苦手な方、安定性を重視したい方にはこちらのピンタイプのパターを選ぶのがおすすめですよ。

L字タイプ

L字タイプは感覚的に操作ができ操作性が良いパターですが、操作性が高い分ミスショットにはとてもシビアです。

また、L字タイプは最も古くからあるパターで、多くの有名選手に愛されてきました。

打ち方が曲線に近い「アークタイプ」の方にはピンタイプ・L字タイプがお勧めです。

マレットタイプの特徴

マレットタイプのパターはかまぼこに型のヘッドになっているのが特徴です。

また、マレットタイプははいろいろな形があり、進化系のものはネオマレットと呼ばれていますよ。

マレットタイプは振り子のようにヘッドを振りやすく、ボールの芯を捉えやすいのもポイントです。

図のようにストローク中の軌道はピンタイプより直線に近いので、芯を外してもまっすぐ転がってくれるのが特徴です。

打ち方が直線に近い「ストレートタイプ」の方にはマレットタイプがお勧めですよ。

T字タイプ

T字タイプのパターはかつてプロゴルファーがよく使用しており、ボールがよく入って賞金が稼げたことから”キャッシュインパター”と呼ばれていました。

ミスヒットに弱いため、軌道が安定しづらいですが操作性に優れています。

どちらかと言うと、上級者向けのパターと言えますね。

ネックの種類


パターを選ぶ時はヘッドだけでなく、ネックの形状の違いも頭に入れておきましょう。

ネック形状1つでパターの性能は大きく変化するのです。

クランクネック

非常にヘッドターンがしやすく、右への押し出しのミスが少なくなる効果を持つネック形状です。

ストロークが曲線に近い「アークタイプ」でも、ストロークが直線に近い「ストレートタイプ」でも使いやすい、万人受けする形状です。

ボールを強く転がしてくれる傾向があり、ターゲットに対して真っすぐに打ちやすいという特徴もありますよ。

ベントネック

ベントネックはシャフト自体を湾曲させ、ヒール側に折れ曲がっている形状のものです。

マレットタイプに採用されることが多く、手で打つ感覚でパターが動いてくれる点が特徴ですよ。

直感的に、オートマチックにストロークする方にあうネックの形状と言えます。

ベントネックもクランクネックと同じようにボールをつかまえやすく、右へのプッシュのミスを抑えると考えられています。

センターシャフト

センターシャフトタイプはしっかりと打っている感覚が味わえる、パッティングしていて気持ちのいいパターです。

初心者には感覚的に打ちやすいパターで初心者に勧める人も多いです。

しかし、パッティングの際に重心から左右にずれてしまうとヘッドが回転して方向性が乱れやすいデメリットもあります。

センターシャフトタイプでも、特にT字型のタイプはこの傾向が強いので注意しましょう。

ネオマレットタイプなどの場合はT字型よりはヘッドが回転しにくくなっています。

ショートスラントネック

ショートスラントネックは、クランクネックよりもフェースの開閉度が大きいことが特徴。

その操作性の良さから、近年、ツアーでのプロゴルファーの使用率も増ています。

フェースの開閉度が大きいため、ストロークはアークタイプの人の方が使用しやすいですよ。

また、ネックが短くすっきりした形状なので構えやすいというのもポイントです。

クランクネックと比較しても引っ掛けが出にくく、操作性がとても良いネックの形状です。

パターの打ち方の種類


パターの打ち方は大きく分けて3種類にわけられます。

アーク型ストローク式

ヘッドを開閉して弧を描くようにストロークするパッティング。

インパクト時の開きすぎ閉じすぎに気をつけなければいけません。

こちらは”ピン” ”L字”の操作性の高いヘッドが向いていますよ。

アーク型ストローク式では正面から見ると肩と両肘をまっすぐに伸ばし、肩と手首を結ぶラインが三角形になるように構えます。

この構え方は手首を支点にしやすく、フェースが開きすぎたり閉じすぎたりしないのでスイートスポットに当たりやすくなります。

ストローク式

ストローク式とは手首を固定してヘッドの重さを生かして打つパッティング。

振り幅で距離を調整するので比較的安定したパットとなります。

この打ち方は、ヘッドが大きくて重い”マレット(ネオマレット)”タイプのパターが合いますよ。

ストローク式では両肘を曲げて、みぞおちを中心にして構えたときに「両肩」と「両肘」「グリップ」を結ぶ線で五角形を作るイメージでストロークします。

手首を固定し、ふり幅で距離を合わせるにはこの形が一番安定しますよ。

こちらは繊細なタッチが出来ますが、肘が曲がっているのでスイングが少しブレやすいというデメリットもあります。

タップ式

ヤップ式とは手首を動かしてその強弱で打つパッティング。

距離感が合うとワンパットでもよく決まります打ち方です。

この打ち方はヘッドが小さく操作性の良い”T字”のパターが合っていますよ。

タップ式でも、アーク型ストローク式と同じように三角形を意識して構えてくださいね。


ストロークについてお話ししてきましたが話がつきませんね!

今回はここまでにしましょう。

次回、Part2も楽しみにしていてくださいね!

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